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フィルムスピーカー用 導電性コーティング剤          コニソル FS1 FS2

 

グレード
固形分
(%)
表面抵抗値
(#20 bar coater)
膜厚
(#20 bar coater)
FS-1
一般グレード
1.4
3000 /
< 1
FS-2
高導電グレード
1.8
300 /
フィルムスピーカーの伝導度はコーティングの厚みによって変わります。(膜圧が厚くなると伝導度は増加します)
コニソル FS2基準にした場合、バーコーター番号が大きいほど厚くコーティングされて表面抵抗値は低く(導電性は高く)なります。

1 #10の場合は 500 ohm/sq

2 # 20の場合は 300 ohm/sq

3 # 30の場合は 180 ohm/sq
  
抵抗値はフィルム・スピーカの音質に関係があります

アンプから増幅された信号は電流の形でスピーカーに伝達されますので、電極の抵抗値が小さいと電流の流れが大きくなり 電極の抵抗値が大きいとの電流の流れが小さくなります。
結論として電極の抵抗値が抵抗値が低いほうが電流の流れがよくなり音質が良くなります。

乾燥条件


80℃で2分間

PVDFのフィルムにコーティングした溶液が乾燥するときにフィルムがくるくると巻かれる可能性がありますので
フィルムを平坦で固い基板の上に載せてコーティングして下さい。
 

2007年 9月1日 北海道大学で白川英樹氏の高校生講座 白川教室で
フィルムスピーカー製作実験の様子 と主催 読売新聞社と白川氏からの感謝の手紙

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